自家製のゆずの調味料も、チャレンジ!

2020.01.16 更新

    ゆずを使った調味料も手軽に手作りできることはご存じですか?さまざまな料理に合わせてゆずを楽しみましょう。

    「塩ゆず」

    きざんで汁ものや鍋物の薬味、ペーストにして和え物の調味料にも。

    【つくりやすい分量】
    ゆず:2個(約240g)
    塩:約24g(ゆずの重量の10%が目安)


    【つくり方】
    <1>ゆずはよく皮を洗い、8~10等分のくし形に切る。
    <2>チャック付きビニール袋に<1>のゆず、塩を入れ、空気を抜くようにして袋をしっかり閉じ、袋の上から塩が全体になじむよう揉む。
    <3>冷蔵庫で保存し、1日1回揉んで、1週間ほどおいてゆずがしんなりしたら出来上がり。


    (保存の目安や注意点など)
    ・冷蔵庫で保存し、1ヵ月ほどで使い切りましょう。
    ・長期保存したい場合は塩を15~20%程度にします。
    ・袋から取り出す時はきれいな調理器具を使いましょう。




    たとえば、こんなお料理に。

    塩ゆずからあげ

    一口大に切った鶏もも肉にペーストもしくは細かくきざんだ塩ゆずをまぶして下味に。
    きざんだ塩ゆずを薬味でそえても美味。

    白菜の塩ゆず和え

    白菜を千切りにして、きざんだ塩ゆずと和えるだけ。
    かぶや大根、きゅうりなどでも美味しく出来ます。




    「ゆず胡椒」

    鍋や汁もののアクセントに。刺身のわさびのかわりや、おでんの辛子のかわりにも。

    【つくりやすい分量】
    ゆず:4~5個(皮のみ約50g)
    青唐辛子:10~12本(約50g)
    塩:約10g(ゆず皮と青唐辛子を合わせた重量の10%が目安)
    ゆず果汁:大さじ1(約1個分)


    【つくり方】
    <1>白い部分がなるべく入らないようにして、ゆずの皮をおろし金ですりおろす。ゆず果汁を絞る。
    <2>青唐辛子はヘタを切り落とし、包丁で細かく刻む。
    ※青唐辛子は刺激が強いので、調理の際は換気をよくし、ビニール手袋やマスク、めがねを装着して。
    素手で触るとひりひりするので注意!
    <3>ゆず皮、青唐辛子、塩、ゆず果汁をよく混ぜ、チャック付きビニール袋や煮沸した瓶にいれ、冷蔵庫で数日置いて味がなじんだら出来上がり。


    (保存の目安や注意点など)
    ・冷蔵庫で2ヵ月、冷凍して半年のうちに使い切りましょう。
    ・チャック付きビニール袋でシート状に広げ冷凍保存すれば、色よく保存、使用出来ます。
    ・ゆず皮と青唐辛子は同量でつくれば、ゆずの風味がしっかり楽しめます。
    ・長期保存にしたい場合は青唐辛子を増やし、塩の量を20%ぐらいにし、冷凍保存に。




    たとえば、こんなお料理に。

    ゆず香るポテトサラダ

    ゆず胡椒を少々加えれば、大人好みのポテトサラダに。お酒のおつまみにもなります。

    ゆず胡椒風味のTKG

    たまごかけごはんも、ゆず胡椒をプラスするだけでごちそうに!




    「ゆずみつ」

    パンケーキのシロップに。紅茶に入れたり、炭酸水で割っても美味。

    【つくりやすい分量】
    ゆず:2個
    はちみつ:適量(目安はひたひたに注ぐ。ゆずとはちみつは1:1の割合)


    【つくり方】
    <1>ゆずは輪切りにする。煮沸した保存瓶にゆずを詰め、はちみつをひたひたに。
    <2>冷暗所に2、3日置いて、時々瓶をふって、ゆずがしんなりしたら出来上がり。


    (保存の目安や注意点など)
    開封後は冷蔵庫で保存。2週間のうちに使い切りましょう。




    たとえば、こんなお料理に。

    鶏手羽のゆずみつ煮

    フライパンで鶏手羽を焼き、焼き色がついたら、醤油、酒、ゆずみつを加え、煮絡める。

    ゆずハニーホットミルク

    牛乳とゆずみつを小鍋で温め、ゆず輪切りをのせる。ゆずが香る乳酸菌飲料風ドリンクに。

    今回おしゃべりした方
    nouserさん