告白シリーズ4. 商品企画担当/A 篇
オリーブ愛を、伝えにきました。

2021.07.27 更新

    草花木果の“中の人”が、日頃の思いを雑談スタイルでおしゃべりする『告白シリーズ』の4回目は、まだ草花木果歴は1年強ながら、さっそくヒット商品を生み出した商品開発担当のA。
    その開発過程には、かなりの苦労もあったようで…。


    オリーブ農家さんとお客さまの、橋渡し役として。

    「私は、他の化粧品ブランド担当から草花木果ブランド担当に異動したんですが、一番始めに草花木果商品をいろいろ使ってみたら、これがなんと全部自分の肌にぴったりと合ったんです。このピッタリ感には、何だか運命的な喜びすら感じました。
    そして、異動してすぐに当時の上司から“自分が本当に使いたいと思うものを開発して”とチャンスをもらい、心の底からこだわって生まれたのが、 “オリーブの肌和み 整肌美容ミスト”です。今日は、まずは私のオリーブ愛を伝えたい!と思ってやってきました(笑)。

    この美容ミストに採用した美容成分「富士山オリーブジュース」は、静岡県で生産されている富士山オリーブからオイルを絞った後に残る実・皮・種(残渣)から抽出したもので、化粧品に配合するのは草花木果が日本初です。原料からこだわって開発するために、オリーブ農家さんとも直接、何度もやりとりさせていただきましたが、化粧品原料化までの過程はこれまでに経験したことのないハードルも多く、とても大変でした。

    植物は、ご存じのように今年と来年ではその栄養価などが変わります。生き物なので毎年、変化しています。でも、化粧品としてお届けする以上は、私はやはり安定した品質の良さにこだわりたいと思っています。当初は、“今年採れた新鮮なオリーブから作りました”というコンセプトに惹かれる気持ちもあったんですが、商品開発担当として、いつも安心して使っていただけることは最重要だと考えたので、自社の厳しい栄養分析基準などをベースに、常に安定して生産できるアイデアへとシフトしました。

    オリーブ果汁は栄養分が豊富なので、化粧品として安定的に、常に安心して使っていただくための設計は難しく、成分の配合バランスなどには本当に悩みました。 いろいろな方向性をテストして、最終的に、ベタつきや乾燥、毛穴の目立ち、テカリなどに効果が期待できる美容ミストができてホッとした時のことは、今もよく覚えています。また、肌あれも防ぐので、マスク着用で肌がゆらいでいる時にもおすすめです。

    今回の製品開発では、オリーブを作ってくださる農家さんと、化粧品を使ってくださるお客さま。その中間にいるのが草花木果だと思って開発をしてきました。お客さまの肌を健やかに美しく保つことができる、頼れる美容ミストができて、本当によかったです。」

    (開発秘話はこちら!)https://yomimono.sokamocka.com/olivemist1/

    背中のケアにも、おすすめです。

    「これからの季節は、背中ケアにもぜひこの “整肌美容ミスト”を活用していただきたいですね。
    私はお風呂上がりに、まずさっと水分を拭いたら、何より先に、顔や背中にこの美容ミストをたくさん吹きかけています。これさえしておけば、その後のスキンケアタイムまで少し時間が空いてしまっても全然乾燥しなくて、安心。

    あとは、歯磨き後に口の周りのスキンケアが落ちてしまうので、寝る前にも口周りにミストでシュッと美容成分を補充します。

    他にも、 “草花木果 洗顔石けん”はとてもお気に入りです。この石けんと美容ミストで、気になっていた顔の三角ゾーンの毛穴が目立ちにくくなった気がします。

    石けんの使い方で気をつけていただきたいのは“すすぎ残しをなくすこと”ですね。
    額やあご、こめかみなどにできるニキビや肌あれは、実は洗い残しによる影響が多いんです。なので、私は、特に朝は少量を泡立てて、眉間や鼻など皮脂の多い顔の真ん中だけに泡をのせて洗うようにしています。こうすることで、髪の生え際に洗顔料が残るのを防げます。
    ぜひ、ご自身の肌にあった使い方を工夫して見つけてみてください。」

    子どもの頃の植物体験を、今、ふたたび。

    「実は今、家を建てているんです。夫婦でいろいろ考えて、ずっとリサーチをしていたんですが、今、3歳になった息子のことも考えて小さくてもお庭のある一軒家に住みたい!と思い、えいっと決断して建て始めました。近々ついに地鎮祭を迎え、冬頃に完成予定です。今からいろいろ計画していて、本当に楽しみです。

    私は幼い頃から雑草や野の草花が大好きで、小学生の頃は、学校の校庭にあるナツメの樹の実をとって食べていました。これがもう、美味しくて! 他にも、友達と桜の実や花をつぶしてジュースにして遊んだり、ツツジの花の蜜を吸ったり。そんな植物との触れ合いの記憶は、今もまったく薄れることがありません。

    なので、私の子どもにもそんな体験をさせてあげたいと思っています。うちの息子はキュウリが大好きなので、夏野菜もお庭で育てたいですね。

    最近マルシェに出かけた時に、<草の辞典・森乃おと著・雷鳥社>という本を見つけました。
    お散歩中に気になる植物をみつけると、この辞典と照らし合わせて楽しんでいます。子どもと一緒に、この辞典を見ながら、庭やお散歩で出会う植物の話をするのが今から楽しみです。」

    お客さまの声を、もっともっとわたしの中へ。

    「前回登場したYさんからの“これだけは得意!人に負けないことは?”という質問をいただいていました。なんだろう…。
    強いて言うなら、ヒキがいい、ということでしょうか。ひょんなきっかけで好きなことや、求めていたものと出会うことがあるかもしれません。

    実は<オリーブの肌和み 整肌美容ミスト>の容器を探しているときも、いったん、一番好きな候補容器を諦めざるを得ない状況に陥っていたんですが、本当にラッキーとしか思えないタイミングで、関係会社さんのご協力もあって大逆転! 納得の第1候補容器を採用できました。

    私は、商品開発担当として、いつもお客さまに、片思いをし続けているように感じています。大切なお客さまのお声を全部お聞きしたい。全部直接お答えしたいし、わたしが商品開発にかけている想いも、そこにある悩みや葛藤も含め、素直にお話したい。そんな機会がいずれあったらいいな、と思っています。

    社内の仲間からは“まっすぐすぎる”と言われることがあり、“こうあるべき”ということにとらわれやすい性格でもあるので、最近はもっとマイルドに、柔軟でありたいと思うようになりました。だからこそこれまで以上に、草花木果を使ってくださっているお客さまにいろいろ教えていただくチャンスをいただいて、そのお声をわたしの内側にしみこませて、もっともっと、皆さんの生活に役立つアイテムを柔軟に生み出していきたいと思っています。」

    今回おしゃべりした方
    nouserさん