今年の “立春”は2月3日。
前日2日の豆まきも、ぜひ。

2021.02.02 更新

    最近、節分用のお豆をスーパーなどでもよく目にしますが、
    「鬼は外、福は内」の豆まきは、今年は2月3日ではなくて2日。

    節分が3日でないのはなんと37年ぶりで、2日になるのは明治30年以来124年ぶりとか。
    うっかり出遅れないようにしなければ。ということで、新しいスタートのおしゃべりです。

    引用:国立天文台


    二十四節気の1番目「立春」。
    春が始まります。

    「鬼は外、福は内」の節分には「季節を分ける」という意味があります。言い換えればそれは、春の始まりである立春の「前日」。
    さきほど節分が2月2日になるのは124年ぶりと書きましたが、それはつまり、立春が2月3日になるのが124年ぶり、ということでもあるわけです。


    上記は国立天文台の作図ですが、1年ごとだと本来は1太陽年365.2422日なので、それを1年365日に当てはめていくと徐々にずれが生まれ、それが暦のずれを生んでいくようです。


    ということで、今日、声を大にして伝えたいのは「出遅れないで!」ということ。
    ぐるっと回って二十四節気の1番目のスタートである立春が始まるわけですから、やりたいことなども、この日から動かし始めたいもの。遅れをとってはもったいない!

    とはいえ養生は抜かりなく。
    病気になりやすい注意時期です。

    立春からの元気なスタートに出遅れないために、まず意識しておくべきは、日々健康的に過ごすということ。寒暖差などもあって抵抗力が落ちやすい時期ですが、細菌やウイルスも繁殖しやすいと言われています。毎日、新陳代謝や循環を意識しながら、楽観的に、ゆかいな気持ちで暮らすことをこころがけてみてください。


    硬く閉じていた花のつぼみも徐々にこれからふんわりと膨らんでいきますが、それに習うように、きゅっと閉めていた衣服のベルトをゆるめたり、髪もふんわりとおろしたり、スケジュールにも余裕を持ったり。ゆったりと過ごすことを意識してみるといいようです。


    もちろん、想像以上に長引くコロナ禍で心身ともに不調という方もいらっしゃるかもしれません。確かに大変なことも多いですが、コロナ禍での経験は私たちに「永遠に変わらないものはない」「安定は幻想」ということを改めて教えているようにも感じます。言い換えれば、「不安定も受け入れて、それを楽しむべし」ということなのかも。悩みがあるからこそ、その先の願いが生まれるわけなので、まずは自分の願いの方向へ、一歩進んでみるとしませんか?

    スピーディに、スッと
    流れに乗っていこう。

    やりたい方向へ出遅れることなく進んでいきたい!それならば、自分の直感にできる限り正直になり、迷う時間もなるべく減らしてシンプルな答えを出していきたいもの。
    自分の直感とアクセスするには、いい香りをたくさん嗅ぐのもよいようです。


    私たちの五感の中で嗅覚だけが、脳の本能を司る部分にダイレクトに伝わるとか。(確かに私たちは、いいもの悪いものを匂いで嗅ぎ分ける習慣がありました。たとえば少し古くなった食べ物なども、匂いを嗅いで腐っているかどうかを確かめたりしますね)。

    部屋に飾るお花や日々の食事やコーヒー、スキンケアアイテム、芳香剤や掃除アイテムなどに至るまで、自分が心地よいと思う香りのものを積極的に取り入れていくのが良さそうです。いい香りを嗅ぐことで、血液や体液の循環がよくなり、細胞が活性化して、不要なものもスッと排出してくれる効果が期待できるとか。

    自分の直感力をぐっと高めながら、新しく始まった二十四節気と、またご一緒していきましょう。


    草花木果の、いい香りのアイテムも、ぜひお試しください。

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    昨年の立春には「換気」についておしゃべりしました。コロナ禍も、早1年ということですね…。
    こちらの記事もどうぞ、ご参考ください。

    (昨年の記事:「2020年2月4日は立春。 春の風を感じましょう。」)

    今回おしゃべりした方
    nouserさん