湯気だ!温泉だ!エネルギーだ!と興奮したのは、関平鉱泉水が湧きだすエリアに到着した時のこと。草花木果のスキンケアアイテムすべてに配合されている関平鉱泉水を知るために、鹿児島県霧島山麓へ行って感じたことを、おしゃべりします。
飲んでよし、入ってよし、つけてよし。天下の名水として。
パワースポットとして人気の霧島神宮でも知られる鹿児島県霧島市は、2018年に霧島山麓の新燃岳(しんもえだけ)が噴火したことが記憶に新しいですが、今から約85年前、1934年に日本で最初に国立公園として指定されました。そして、そこに湧きだす関平鉱泉水が発見されたのは、国立公園と指定されるよりだいぶ古い、天保3年(1832年)のことだったとか。つまり、187年前だと言われています。
当時、地元に住む原田丑太郎(はらだうしたろう)さんという武士が神のお告げを受け、人跡未踏の未開の地から湧出する温泉を発見したとか。始めは急な坂道を滑りそうになりながら下って汲みにいっていたようです。なかなか険しい道のりで不便なこともあり、地元の方々の要望に応じながら徐々に採水地や鉱泉所が整備されていきました。 2017年からは、「製造工程見学」や「水のギャラリー」なども楽しめる新施設もオープンし、飲料用の温泉水の購入や、実際に入浴できる温泉施設などが人気を集めているそうです。
地元の宝もの、関平鉱泉水で毎日お手入れをする幸せ。
昔から、怪我や皮膚病などに悩む多くの人たちが、近隣からのみならず、遠方からも訪れ、その効能を求めたという、この関平鉱泉水。日本でも珍しく、自治体である鹿児島県霧島市が管理しています。私たちは特別に、市役所のご担当者の方と一緒に、厳重に鍵のかかる道を進み、その源泉のある場所までご案内いただきました。
そこは、鉱泉所から約2.6㎞、山道を進んだ先に突然現れます。赤い鳥居の向こう側に、人々の健やかさを支え続けてきた大切な場所がありました! 人的な動力などに頼らず、自然に湧き出す自噴泉で、今でもこんこんと豊富な湯量で、私たちに健やかさをもたらしてくれています。神のお告げにより見つかったこの自然の恵みへの感謝を込めて、毎年、この場所では「関平温泉湯の神祭り」が執り行われているそうです。
改めて整理をすると、温泉水とは、地球から湧き出る水のことで、ミネラル成分が豊富に含まれていて、地球の地熱で温められています。つまり、地下水であり、天然水ということ。
源泉からは細く続くパイプを通り、関平鉱泉所まで運ばれますが、途中このパイプを触ってみると、地熱の影響で温かい! 外気に触れないまま鉱泉所に到着した温泉水は、その後、加熱殺菌とろ過滅菌が行われ、クリーンルーム内の全自動充填機で大切なミネラルなどの成分を失うことなく、どんどんボトリングされていきます。ここでは塩素などの薬品を一切使わず、徹底した衛生管理と品質管理をしているそう。
地球のエネルギーの詰まった温泉水が、こうして、私たち草花木果の化粧品の原料として、届いていたのです。地元の方々が古くから愛し続け、頼り続けた名水を、毎日のスキンケアとして取り入れられるのは、とても幸せなことなのだと感じました。
ちなみに、この関平温鉱泉水ミネラルバランスは希少で、海外では医療用としても用いられている温泉水と近いバランスを持っていることでも知られています。 次回は、この名水がどんな風に素晴らしいのか、そして健やかさをサポートしてくれるのか、をおしゃべりします。
梅雨にもおすすめ。肌に届ける関平鉱泉水。
関平鉱泉水100%をベースに、植物エキスを配合して新鮮なままボトルに詰めたミストタイプの化粧水。ベタつきが気になる梅雨の時期に、持ち歩いてシュッとひと吹きするのがおすすめ。肌の水分バランスを整えて、健やかに保ちます。 ※現在は、販売を終了しています。